シャックルの強度についての話です。
この写真をご覧下さい↓
使用荷重9.8kN(キロニュートン)とありますね。
それに対してこちらの写真
むむ?強度2.6トン。てか本体に26kNて書いてありますね。
これだけで見比べると、一見カラビナの方がシャックルよりも強度がありそうに見えますが、実際は違います。シャックルの方が頑丈なのです。
何故なら、
カラビナの表記は破断荷重。シャックルの表記は使用荷重だからです。
これだけ言っても、サッパリですよね?笑
簡単に言いますと、
使用荷重=破断荷重÷安全率
なのです。
ちなみにシャックルの安全率は5
なので上記のシャックルの破断荷重は
9.8×5=49
49kNになります。
上記のカラビナの、約2倍の強度があることが分かりますね。
(安全率を詳しく知りたい人は、自分でググってください笑)
とにかくシャックルは頑丈。しかも安い。
これを強調したいわけですよ。私(笑)
☆☆☆
シャックルは頑丈といっても、ホームセンターで売っているようなシャックルは、ヤワなのも多く危険です。
シャックルにも、それなりに種類がありますからね。
買うときは、本体に刻印のあるJIS規格品を買いましょう。
東京近郊の窓拭き屋さんはここ
ネットからだとこの辺で売ってますね。
(私はネットから買ったことはありませんw)
以上、「シャックル その2」でした。
参考になれば幸いです。
P.S.
書き忘れてましたが、シャックルとエイト環、及びジェットマンでは、ロープの痛み方が変わります。
シャックルを使うと、ロープが痛むスピードが、他のそれより遅いです。
一度お試し下さい。