迅速な対応をするためには
沈没事故からの話でもういっちょ。
今回の事故は、事故後の対応が遅かったと言われています。事実そうでした。
この世から事故はゼロにはなりません。ゼロに近づける努力をし続けるのはもちろんなのですが、事故後のアフターフォロー、これが何より大切です。
これは窓拭きも同じですね。窓拭きブログらしく、話を窓拭きにシフトしますw
何か事故があったときの対応スピードというのは、とても大切なことです。「迅速な対応を心がけるように」なんてのは、よく言われることですよね。
ただ、ここでひとつ言いたいことがあるんです。
迅速な対応をするには、迅速な連絡ツールを使いこなさなきゃダメでしょ、と。
「迅速な対応を」なんて言うくせに、メインの連絡手段が電話だったりするオッサンがいるわけですけど、もう意味がわかりません。電話なんて言う原始的なツールじゃ迅速な対応なんて出来るわけがないんです。
例えばどこかの現場で物損事故があったとします。
作業終了後。現場から作業員が退館してからの連絡。窓際の物が壊れている。窓拭きしたときに壊したのではないか?
こんな連絡が来たとしましょう。ここでまずするべきことは、現場に入った作業員に事実確認をすることですよね?例えば4人で入ってたとしましょう。
ここで電話してるようじゃ遅いんです。最速の手段はLINEのグループトークでしょう。その4人全員とのグループトーク。事実確認をするのなら、これが最速です。
ここで電話じゃ遅いんです。まあ、とりあえずは責任者に電話しますよね。で、問題の箇所の作業に入ってたのは誰かを聞きます。ここで責任者本人が1人で入ってたらいいんですよ。すぐに分かるから。ただ往々にして違うでしょ(笑)別の人間が入ってる場合もあるし、複数人で入ってる場合もありますよね。そうなると話がややこしくなります。事実確認をするのに、何度も電話をすることになるでしょう。しかも帰りの電車に乗ってるなどの状況で、全員が電話に出れるわけではありません。ただ、これがLINEならば一発なんです。
迅速な対応をするために、迅速な連絡ツールを使いこなそう。
なんていう当たり前のお話でした。
ではまた。