清掃会社がネットで営業するならブログが最強である
最近ネットに自社情報を上げる清掃会社さんて増えましたよね。
それは自社サイト(ホームページ)だったり、ブログだったり動画だったりと。
んで、中には仕事の受注に繋げたい方もいらっしゃると思うんですよ。知り合いに向けて「今日も仕事頑張ってるぜ!」って感じでアップされてる方も多いですけど、営業の一環としてされてる方もいらっしゃるでしょう。
なので今回は、僕が思う効果的なネット営業術について書いてみたいと思います。
(前にFacebookページがいんじゃね?って言ってたときがあるんですけど、あれはダメですね。自分がやって3日坊主で終わったし、そのおかげで全然効果ありませんでしたw)
この窓拭き日記を熱心に更新してた頃は、それなりに来てたんですよ。仕事の依頼とか取材の依頼とか、はたまた雇ってくれって連絡とか。
なので、「ネット営業はすでにしてるんだけど、全く効果がない」とか、「これからそういうのやってみたいんだけど、右も左も分からない」って方に向けて、ちょっと書いてみようと思います。
まず結論から書くとあれですね。
ブログが最強
ってことなんです。
これマジでそうなんですよ。清掃会社がネットで営業しようと思ったら、ブログが最強です。これ一択と考えていいでしょう。
ブログから自社サイトへ誘導するっていうのが、王道の形です。まず入りはブログからなんですよ。
「うおお。俺ホームページ持ってないよ。それじゃダメなの?」って方も安心してください。サイトを持ってないって方も大丈夫。僕もちょっと前までそんなの持ってなかったですけど、問い合わせは普通に来てましたから。
サイトがあるに越したことはないですけど、なくても全然OKです。
ブログを書いて何を目指すのか
まずブログを書いて何を目指すのかってことなんですけど、これは検索でヒットすることを目指します。
清掃をプロに依頼したいなって思う人とか、家の掃除のやり方が分からない、頑固な汚れを落とす方法が分からないって人が、まず何をするのかと言えば、それは検索です。
検索して情報を得ようとするので、そのときに自分のブログが検索上位に表示され、そこから読んでもらうことを目指しましょう。
実際に自社サイトをお持ちの方もいらっしゃると思うんですが、問い合わせって来てますか?
非常に失礼な推測なんですけど、全然ないのが普通だと思うんですよ。てか「清掃会社」とか、そういうワードで検索したときも、全然表示されないでしょう。検索圏外が当たり前だと思います。
なのでブログですよ。絶対とは言い切れないですけども、清掃関連のサイトやブログって、基本的に中身スカスカなんで、頑張って書けば普通に検索上位に上がってきますよ。
ガラス清掃に関して言えば、このブログが検索上位にバンバン上がってた(今も上がってるのかな?最近チェックしてないので分かりませんw)ので、普通にイケると断言できます。
ガラス清掃は余裕。床清掃も余裕。ハウスクリーニングやエアコンクリーニングは難しいってイメージですかね。
ハウスやエアコンが難しいのは、ライバルが強いからなんですよ。中身の濃いサイトが多いので、それらを押しのけて行くっていうのは、結構大変かもしれません。
ただ、ガラスや床は余裕。なぜならライバルが貧弱だからです。
ちなみになぜ検索に対してブログなのかって言えば、サイトは動きがないから基本的に弱いんですよ。
更新頻度が低いし、そもそもの情報量が少ないのが常なので、それだと検索に引っかかりにくです。
まあこの辺はこの後で書きたいと思います。
どうやって書いていけばいいのか
ブログってそんなに書いたことのない人がほとんどだと思うんですよ。
そんな方に向けて、ブログを書く上での鉄の三箇条をお教えしたいと思います。
これらを守れば、検索上位に出る可能性が飛躍的に上がりますよ。
① 毎日更新すること
② 役に立つ情報を書くこと(日記はダメ)
③ 検索されるだろうキーワードを記事タイトルに入れること
この3つですね。それぞれ順番に説明したいと思います。
毎日更新すること
毎日更新を見て、結構ハードル高いなって思った方もいるでしょう。でもこれめっちゃ大事なんですよ。とりあえず最初の3ヶ月は続けましょう。
毎日更新するのには理由が2つあって、ひとつは検索で表示されやすくなること。もうひとつはブログを書く習慣が持てるってことですね。
YahooでもGoogleでも、検索するときっていうのは、Googleの検索エンジンが使われてます。
なので、ようはGoogleからの高評価を得るとそれだけ上に表示されるんですが、ここには検索頻度も関わってるんですよ。
検索のアルゴリズム(仕組み)っていうのは、毎日微妙に変わってるし、基本的にブラックボックス(誰も知らない)なので、絶対ではないんですが大事です。
自分がGoogleを運営してるって考えれば、更新頻度の高いサイトを上位に表示させるのも納得出来ますよね。
検索した人に対して、より有益な情報を届けるのが検索エンジンの使命ですから、それを考えると、鮮度の高い情報を上に持ってくるのが普通でしょう。
10年前に書いたガラス清掃の情報よりも、最近書かれたそれを上位表示させるのが常だと思います。
また2つ目のブログ更新する習慣を持つっていうのなんですが、これマジで大事です。
ブログって、みんな始めてもすぐに辞めちゃうんですよ。辞めずに3ヶ月毎日更新出来る人なんて、1%くらいだと思います。
だから、続けるだけで価値があるし、何より更新が習慣になるのでいいんですよ。
歯磨きと同じくらい、毎日やらないと気持ち悪いって感じるくらいまで行きましょう。
そのためには最低でも3ヶ月毎日更新ですね。ここまでくれば習慣になってるはずです。
役に立つ情報を書くこと(日記はダメ)
これこれ。これもマジで大事です。てか、今普通にブログを書いてるビルメンさんの9割以上がしょーもないことを書いてますよね。言葉が悪いんですが、事実なんでそうとしか言えません。マジでしょーもない。
まず仕事と全然関係ないことを書かないこと。見込み客からのアクセスを狙うわけですから、仕事と関係ないことを書かないでおきましょう。
「温泉行ってきました。めっちゃ楽しかったよ(ハート)」なんてのは最悪ですね。
自分が検索した側に立てば分かるでしょう。そんなブログ、2秒で閉じますよ。
また会社の飲み会なんてのも最悪ですね。身内ネタを仕事のブログに載せるのはやめましょう。
これも検索側に立てば分かることですけど。
んで、みんなが本当に多くやってるのがこれ。日記スタイルですね。
「今日はどこそこの現場に行ってきました。こんなに綺麗になったんですよ。明日も頑張りまーす」みたいなやつですね。これ本当によく見ますよ。
ただ、ここでハッキリと言いましょう。
だからどーした
プロなんだから綺麗にするのが当たり前だし、そんなお前の日常なんか知らん。
検索する人っていうのは、何かしらの悩みがあって検索するわけですから、それの答えになってない記事なんていらないんですよ。
常に読者目線(見込み客目線)に立って、役に立つことを書きましょう。
検索されるだろうキーワードを記事タイトルに入れること
三箇条の最後はこれです。実はこれ、窓拭き日記は適当なんですよ。だから、このブログみたいな記事タイトルを付けるのはやめましょうw
周りが貧弱ブロガーばかりならば問題ないかもしれませんが、基本的にはNGですね。
なんでかって言えば、それはあれです。検索でいちばん重要なのは、記事タイトルだからです。
例えば「窓拭き 高所 方法」ってワードで検索したとしましょう。家の窓拭きをしたいんだけど、高いところをどうするかって悩んだ方が、こういうワードで検索しますよね?
その場合、記事タイトルが「高所の窓拭きを簡単にする方法」ってなってるようなブログが上位に出てきます。
本文に同じ文章が入ってるよりも、記事タイトルの方が強いんです。これ悲しいくらいに。
てか今実際に「窓拭き 高所 方法」ってワードで検索したら、このブログの記事が一番上に出てきましたねw
ここのタイトルに検索ワードが何も入ってないのに一番上ってことは、いかに他の人が適当なことを書いてるかってことなんですよ。
同じような内容で、記事タイトルを変えれば、このブログよりも上位表示されますよ。かなりの高確率で。
検索で上位表示させたいのならば、「今日もいい天気」みたいな適当なタイトルはやめましょう。それマジで誰も来ないやつですから。
検索する人の気持ちになって、キーワードを入れましょう。
「窓拭き 家 方法」とか「床 ワックス 綺麗 塗る」とかですね。こういうのを組み合わせた記事タイトルにしないと、せっかく書いても無意味に終わってしまいます。
(どうでもいい話なんですけど、上記の「高いところの安心ポール作業」って記事にAmazonの商品リンクを貼ってるんですが、ここから購入してくださる方もいらっしゃるんですよ。なんで分かるかって言えば、それは僕のポッケにいくらかお金が入ってくるから。そういうことが出来るのもブログのメリットですね。いやー、ほんとありがたいw)
とにかく続けることが一番大事
三箇条を書きましたけど、あえてこの中で一番大事なものを言えば、それは毎日更新です。とにかく続けるのが一番大事なんですよ。
役に立つことを毎日書いてれば、必ずアクセスは上がっていきますから。
てか本当のことを書けば、最初の数ヶ月は検索流入なんて全然ありません。Googleからの評価が低くて。ただ書き続ければ上がります。
みんな始めても絶対に続かないんですよ。続かない人が99%です。だからこそ、続けるだけで価値のあるブログになるんです。
(このブログは2年くらいで終わってるんで、そんなに説得力ないんですが、続けることこそ力なのは間違いないですw)
書く内容が見つからない
ブログを始めていざ毎日更新をしようと思ったときに、まず立ちはだかる壁が記事ネタだと思うんですよ。ようは書く内容が見つからないってことですね。
最初の5記事はなんとか書いたけど、そこから先、書くことがなくなっちゃった、なんて人もいるでしょう。
ただ、ここはあえて厳しいことを言いましょう。
書くことないならプロ辞めてまえ
ブログでなくプロですよ。プロ。その仕事を辞めた方がいいでしょう。そんな人は。
なんでかって言えば、プロとして働く以上、そこには何かしらの気持ちがあると思うんですよ。メッセージっていうか。
社会への気持ち、自分のメッセージを書けばいいじゃないですか。それだけでも相当な量になりますよ。
また、お客さんのことを考えるのがプロだと思うんですよ。向こうの気持ちを汲み取って仕事をするのが。
だからお客さんの気持ちを考えれば、書くことなんていくらでも見つかるでしょう。
現場に出て仕事してるだけでも、5〜6個は見つかりますよね。普通。本当に考えて仕事をしていれば。
なので本当に何も見つからないって人はプロを辞めたほうがいいんですよ。
コツは頭で考えて書いちゃダメってことですね。心で書かないと。自分の中にある熱い気持ちをぶつけてれば、毎日思い付くことは何でもありますから。
SNSはそこまで効果的ではない
SNSをされてる方も多いと思うんです。てかブログはやってないけど、FacebookやTwitterはやってるよって方、多いでしょう。
SNSで周りと交流するのはいいことなんですけど、営業っていう意味で言えば、そこまで効果的でないと思っています。
検索で自社サイトに来た人と、SNSから自社サイトに来た人。これどちらが問い合わせに繋がるかと言えば、間違いなく検索から来た人なんですよ。
何でかって言えば、悩みを持って来てるから。明確な目的があって来てるんで、こちらの方が実際のアクション、問い合わせに繋がりやすいです。
SNSっていうのは、目的がなくても流れて来ますよね。それは誰かがシェアしたものだったり、いいねしたものを見ることがあると。つまりそれを見るときの本人に、注目する気持ちがないと、行動に繋がらないんですよ。
反対に検索は明確な意図があります。例えば「ガラス清掃 単価」ってワードで自分のブログに来た人がいますよね?この人は何をしたいのかって言えば、プロにガラス清掃を頼みたがってるわけです。
頼みたいんだけど、単価の相場を知りたいとか、出来れば安くしたいとか、そういう気持ちで検索をしてるわけですよ。
こういう方が自分のブログに来た場合、そこからの問い合わせ率はかなり高いです。SNSの20倍と言っても過言ではないですね。とにかく、比べ物にならないくらい高い。
明確な意図を持ってる人が来てくれる。そういう意味でブログはSNSよりも優れてます。
SNSに効果がないわけではないけれど、検索流入の方が圧倒的に高いってわけですね。
記事の最後にサイトへのリンクを貼ると効果的
自社サイト(ホームページ)を持ってる方限定の話なんですけど、記事の最後に自社サイトへのリンクを貼ると効果的ですね。
「おお。この記事役に立つな。どんな会社が書いてるんだろう?」ってことで、見にきてくれますから。
サイトを持ってない人は、ブログ内にプロフィールページを作って、そこにリンクを貼るといいかもしれません。てかこのブログは長らくそのスタイルでした。
とにかく、問い合わせに繋がる導線を確保しなきゃいけないんですよ。
見た人がすぐに問い合わせてくれるような設計を考えましょう。
まとめ
清掃会社のネット営業術について書こうと思ったら、なんかめっちゃ長くなってしまいました。これ最後まで読んでくれる人いるかな?
こういう記事の書き方はダメですよ。読者の心を折るような長文はいけませんw
簡単で分かりやすいのが一番です。
あの、とにかく言いたいのはあれなんですよ。ネットで営業するのなら、ブログが最強ってことです。
実際にブログを書かれてたり、SNSで営業っぽいことをされてる方を見るんですが、あんまり効果的に映らないんですよ。時間対効果が低いっていうか。
やる気があれば、一番効果的なのはブログです。
これは間違いないですよ。