ホーリーの窓拭き日記

窓拭き会社社長による、窓拭きブログです。

けこーん

 

どうも〜、イクメンブロガーへの転身をはかってる男ホーリーです。んでもやっぱ、書くのは窓拭きが楽。

旦那をイクメンにする方法 - コラッピブログ

 

イクメンといえば結婚ということで、ちょっと結婚関係の話でも。

 

☆☆☆

 

昔に比べて、最近は独身のガラス屋が多いと思います。まあ昔から独身は多かったですけど、最近の独身率は高すぎる。

結婚しない理由のひとつに経済的なことがあげられます。収入が少ないから結婚出来ないってやつですね。まあこれ、逆に多かったら結婚するってわけじゃないですけど、しないことの理由にはなる。

 

ここで何を言いたいかというと、最近のガラス屋は稼ぎが少ないから結婚するなとか、そんなんじゃないんです。

経済的な面では、少し先を見通して結婚するのが大事だって言いたいんです。

 

ガラス屋の社員でもバイトでもいいんですけど、結婚するじゃないですか。(どっちでもいいのは収入が50歩100歩だから)

ここで、「今は稼ぎが少ないけど、5年後、10年後には上がる」なんて思っちゃダメなんです。

 

もうこれね、ハッキリ言いますよ。

 

今後ガラス屋の給料なんてビタイチ上がりません

 

これほぼ100%そう。上がるわけがない。

てか上がるかどうか以前に、5年後、10年後に、今いる会社があるのかどうかを心配したほうがいいですよ。これマジで。

さらに言えば、ガラス屋って職業がいつまであるのかも考えたほうがいい。人間が直接やる部分は、将来必ず減りますからね。

辞めてく人間が多くなり、一瞬は残存者利益を享受するかもしれませんが、それもたかが知れてます。

 

ガラス屋さんに経済的なことを言うのなら、独立、もしくは副業を勧めます。雇われのガラス屋一本だと、経済的に苦しいのは間違いありません。しかもこれずっと。

だから結婚するときに、その辺を楽観視しない方がいいと言いたいんです。思考停止せずに、ちゃんと考えた方がいい。そうしないと不幸になる場合がありますから。

 

超よけいなお世話な話なんですけども、ガラス屋として結婚するときには、少し先を考えた方がいいんです。楽観視はやめましょう。

 

 

 

学び

どうも〜、「同業者から学ぶことは何もない」と豪語する男ホーリーです。身の程知らずもいいところ。

 

実際に学ぶところは少ないんですけどね。これほんとの話で。反面教師は10人くらい上げられるんだけど、教師は2〜3人程度でしょう。

逆に他業種に目をやると、勉強になることは多いんです。特に飲食業とか。

 

日頃から窓拭きはサービス業と公言している私。当然のようにサービスのスペシャリストは参考になります。いや、参考にしかならない。

いい飲食店には、いいサービスマンがいます。あの人たちの動きを見ているだけで、すごく勉強になりますね。

別に名店じゃなくてもいいんです。身近なところだと牛角とかいいですね。愛想のいい、デキる店員さんが多いです。

そういう店員さんをじっと見つめる私。その姿は変態そのもの。

 

余談ですが、いいお客さんも観察してしまいます。店に気遣いの出来るお客さんですね。そういう紳士も学びが多い。

さらに余談ですが、私は全くもっていい客ではありません。今日までの人生で出入り禁止を2回食らってますし、その反省もゼロです。

 

いいサービスマンを見てると、ガラス屋のそれとは「質」が違うことに気付きます。

ただ丁寧なわけではなく、お客さんとの距離の計り方など、高度な気遣いが見え隠れしてますね。

ガラスの仕事において、実際に窓を綺麗にすることの重要性は全体の2割程度です。他のことを埋めるヒントは、他のサービス業にあります。ある程度窓拭きが上手くなったら、よそに目を向けることが重要でしょう。

 

そうそう、こう書くとあたかも私がいい店で食事してるかのようですが、子どもが生まれてからはファミレス系しか行ってません。もうサイゼリヤ最高。

 

 

 

最後の砦


どうも〜、しょっちゅう無職に間違われる男ホーリーです。

幼稚園に通い出した息子。バスで15時頃に帰って来るんです。それを頻繁に出迎える私。


近所のママさんたちから、無職だと認識されています。


今日まであった話で、一番ヒドかったのはあれですね。

5年くらい前、ビリヤードに没頭していた時期があるんです。毎日14〜15時くらい、遅くても17時前にはビリヤード場に通ってました。もう欠かさずに。


そしたら受付のおばさんに無職と間違われて説教されたんです


ホーリーさんね、働くっていうのは大変なことなのよ。まあ、あなたには分からないでしょうけど。早いうちに働く経験をしておかないと、これからの人生苦労するわよ」


平日の昼下がりに真顔でこんなこと言われたんで、正直ビビったんですが、ビリヤードしたかったんで適当に流しちゃいました。


「あ、そーすか。そーすか。ちーっす」


この返事がが更なる誤解を生んだと思ってます。

もうそのときにはガラス屋を経営してたんだけどな。そんな雰囲気、微塵も出てなかったのかしら。


☆☆☆


窓拭きの仕事が良かった時代、そのメリットはザックリ三つあったと思います。

ギャラがいい。気楽。すぐに帰れる。

このうちの二つ、ギャラと気楽はなくなりました。

今や一ヶ月まともに働いても年収300万、いや、下手したらそれを下回るのが窓拭きのバイト。命懸けの仕事ゆえ、最低でもその倍はもらいたいですよね。ほんとは。

さらに気楽でもないのが現代社会。
誰の利益にもならないことをキャンキャン言われることが増えました。意味不明な縛りが多すぎます。

さて、そうなると最後の砦は早く帰れること一点。

ここは死守したいですね。てかこれが破られたら、ガラス屋なんてやる意味ないでしょう。


ガラス屋は無職と勘違いされてるうちが華なんです。





ホーム・アンド・アウェー

 

どうも〜、フリーランスの気持ちを一番わかっている経営者ホーリーです。私が独立したときはフリーの20歳。いや、酒飲むとか酒飲むとか酒飲むとか、ほんと色々ありました。窓拭きなんてしてる場合じゃなかったな。

 

世間は日本の敗退したワールドカップで微妙に盛り上がってますけども、窓拭きにもサッカーと同じホームアンドアウェイがあります。

フリーのガラス屋で、応援で初めての現場に行く。なんてのは完全にアウェイの状況で、逆にその会社の直手(メンバー)で、定期でもう3回以上その現場に入ってる。なんてのは完全なるホームでしょう。

よくある話で、応援に来たフリーの人がイマイチで、「聞いてたより大したことなかったっすよ」なんて言われたりします。これ悲しい話だけどあるあるです。

 

で、ここであえてフリーの人の肩を持ちたいと思います。

やっぱね、初めての人間は不利ですよ。大体定期現場って、3回くらい入ってやっと1番いいやり方が分かったりするじゃないですか。だから仮に実力が同じでも、初めてと複数回入ってる人間とでは、結果に開きがでちゃうんですよね。

初めての現場の1回で評価されちゃったりするフリーランスは、やっぱ可愛そうですよ。

 

初めて入って周りと同じスピード。これはデキますね。「この人実力同じくらいだな」なんてのは勘違い。向こうのほうが普通に上です。

初めて入ったのに1番速い。これは相当デキますね。「この人速いな」なんてのは大きな勘違い。実力差は倍はあります。

初めて入って周りより遅い。これはあるある。「この人遅いな」なんてのは的を得ています。実はそんな人役に立ちません。

 

あれ?肩持てないなwww

 

ホームとアウェイの話は分かるけど、アウェイでも結果出せるフリーを呼びたい。

詰まるところこれでしょうね。

 

フリーの人たちのハードルが上がったところで終わります。

 

 

 

異常ですよ暑いです

 

夏を前にして、これだけは言っておきたい話。

 

常日頃から思ってるんですけど、クソ暑い真夏に窓拭きするのっておかしくないですか?

ニュースの天気予報とかで、「今日は外での運動は控えましょう」なんて言ってる日に窓拭きするのは変でしょう。やっぱり。

そんなおかしなことするのは高校球児だけでいいんですよ。

 

しかしね、最近の暑さは異常です。これは危ないですよ。こんな暑い日に窓ふきしてる時点で安全対策ゼロでしょう。ヘタしたら殺人未遂です。

そもそもですね、学校の夏休みっていうのは、暑さが理由じゃなかったでしたっけ?こんな暑いときに学業は出来んだのなんだの。

なのになぜ大人は外で働いたりするんでしょう?これが不思議で仕方がない。

そんなことだから、暑さで休みになってる学校の窓拭きなんぞしに行って、熱中症で倒れたりするんでしょうが!!

 

 

って、これは自分のことでした。どうもごめんなさい。

 

どんなときでも窓拭きしなきゃいけないって発想がもうおかしいですよね。夏の間はしないとかでもいいと思うんですよ。もう思い切って。

どんな過酷な暑さでも仕事しなきゃいけないって考えちゃう時点で、大事なところが麻痺してると思うんです。これは満員電車と一緒。

あの満員電車、生まれて初めて見たら乗らないと思うんです。だって満員だから乗れないし、無理矢理乗ったら周りの人に迷惑だって考えるのが普通でしょう。

それを「なんとしてでも乗らなきゃ」って感じで乗るようになるのは、なにかが麻痺したに違いありません。

いや、こんなこと書いてますけど、私だって乗りますよ。満員が普通と思って乗りますよ。

ただ、麻痺してるなとは、いつも感じるんです。これに押しこむように乗り込むのは変だぞと。

 

半端なく暑いなか仕事するのも、これに通じるものがあると思います。何かが麻痺して常識を逸してるのだと。

 

もう夏は窓拭きやめることにしませんか?てか誰かそんなルール作ってください。

頼んます!!

 

 

 

日々の総括


はいどうも〜、日記が一週間坊主で終わった男ホーリーです。

これで人生4回目。もう諦めます笑

その日の自分を総括して、今後の課題を洗い出したら、人間としての成長スピードが上がるんじゃないか?なんて思いで始めた日記。もうダメです。面白くもなんともない笑

だってあれなんですよ。読み返したところで


知らねーよ


で終わっちゃうんだもんwww

これじゃやってられん。自分自身に対して書く文章は、1ミリたりとも面白くない。そういうことを学びました。

いや、それ分かっただけでも十分だわw


☆☆☆


その日の総括と今後の課題、ていう意味では、バイトしていた頃、仕事終わりの飲みがそれにあたりました。

いつも事務所、もしくは外で飲んでたわけですが、その日の自分の課題点をいつも先輩に聞いていたのを思い出します。

「今日の自分、あそこが上手く出来なかったんですけども、あれはどうしたらよかったんですか?」

「おお。あれな。お前、あれはダメだぞ。センスないわ」

なんて返しをされるわけですが、これだけでは終わりません。別の先輩も乗ってきます。

「お前よ、ダメだったのはあそこだけじゃねーぞ。こっちもダメだったからな。ていうかよ、お前は根本を分かっちゃいねぇ」

なんて具合に、1聞いたら10ダメ出しされる環境でした。


「どうすれば良かったですか?ちょっと教えてください」

それが「かっぱき」に関係あるとき、及び事務所にいるときは、すぐに道具を用意して、事務所のガラスをかっぱきます。

「そこだよ、そこ。てかお前よ、客前でそれをやるのか?客の立場で考えろよ」

なんて言われながら、何度もかっぱきます。

「ウエスの使い方からしてなってねぇ」

なんていう、細かいことをちゃんと指摘してくれたのは、今になって思えば幸せなことでした。

当時はさすがにウゼェって思ってましたけどねw そこまではいらんだろと。

ちなみにバイトしていた会社を辞めたあと「お前が辞めたから事務所のガラスが汚い」って言われたのが、数少ない自分の自慢です。

そのくらい毎日事務所のガラスをかっぱいてました。


「先輩、こうやってかっぱくようにって、こないだ言ってましたけど、今日こんな風にやってましたよね?」

「あれな。あれは教えられねぇ。教えたら追いつかれるからよ」

なんていう、ザ・職人なやり取りもあったのですが、こういう言葉が嬉しかったのを覚えてます。

あと少しで追いつけるのを暗に言われてるような。


ここまで書いてみて、自分はドMじゃなかろうかと思ったのですが、当時はとにかくガラスが上手くなりたかったので、ある意味最高の環境でした。

てかこんな風な職人の巣、今はないですよね。ガラス屋だと特に。


多くの人にとっては最悪の環境かもしれないですが、(事実、人の出入りは激しかったw) 自分にとっては最高の環境でした。

この環境があったおかげで、早くに独立出来たのだと思ってます。

日々の総括だったりを先輩がビシバシしてくれるっていう。


これが独立したら大変なんですよ。

だって誰も何も言ってくれないんだもんw 

なに?総括とか自分でしなきゃいけないの?課題を教えてくれないの?

誰か教えてよね笑






ハードルを下げる話

気付いたら、おかげさまで1ヶ月2万PVを突破していたこのブログ。窓拭きオンリーでこれだけ読んで頂けるのは、本当にありがたいことだと思ってます。

ただ一般の方はともかく、プロに読まれるってのは、ある意味プレッシャーです。

そうでなくても、妙な上から目線で書いてる回が多いですからね、このブログは。

これだけ書いちゃうと、ガラス屋としての自分のハードルが、とんでもなく上がってるのではないかと、実は心配しています。

なので今回は、こんなこと書いたらガラス屋としてのハードルがダダ下がりするだろう、てな話。

 

☆☆☆

 

タイトル 「横引きが出来るようになりました」

 

窓拭きのバイトを始めて3ヶ月。やっと横引きが出来るようになりました。

縦引きはすぐにマスターしたんです。ただ、横引きはなかなか出来ませんでした。

なぜかって言うと、横引きって言葉に騙されてスクイジーまで横にしていたからです。

スクイジーを縦にしないと横引き出来ないって今日気付きました。

縦引きのときはスクイジーを横にする。横引きのときはスクイジーを縦にする。

いや、窓拭きって複雑です。とっても奥深い。

 

☆☆☆

 

タイトル 「ケージ」

 

僕はずっと、ゴンドラの乗り込む箱のことを、カゴって言ってました。そしたら最近になって先輩が、「あれはカゴじゃない、ケージっていうんだぞ」って教えてくれました。

ケージって響きがプロっぽかったので、それからことあるごとにケージって言ってました。多分1日30回は言ってたと思います。寝起きは必ず言ってました。

こないだ寿司屋に行ったときにも、思わずケージって言っちゃいました。

そしたら幻の鮭、鮭児が出てきました。もらったばかりの給料が半分吹き飛びました。

また今月も頑張ります。

 

☆☆☆

 

ハードルがダダ下がりしたようなので終わります。