生まれて初めてのロープ
前回の話を書いていて、生まれて初めてロープを降りたときのことを思い出しました。
若干おかしな感じだったんで、ちょっとそれについて書いてみます。
☆☆☆
初めてのロープは当時の社長とマンツーマン。4階建ビルの屋上から。
社長「これからロープのセッティングを教えるから。1回じゃ覚えられないだろうけど、よく見てて」
私「はい!お願いします!」
セッティングを始める社長。
社長「もやい結びっていうのを教えるから。いいか、まずは輪っかをつくって、上から通す」
私「はい!」
社長「、、、で、どうするんだったかな、、、」
社長フリーズ。
私の心の声(以下、心の声) 「あれ?おかしいぞ?大丈夫?」
社長「そうだ。これでこう回して下から通す。できた。こうだ」
結んだロープを引っ張る社長。
簡単にほどけるロープwww
社長「あれ?おかしいな?間違えたか?」
心の声「間違えたじゃねーよ!引っ張っただけでほどけてんじゃねーかよ!この人マジか!!」
もう一度結び直す社長。
社長「えーと、こうやって、こうやって、こう。」
社長「うん。大丈夫だろ。これで」
心の声「大丈夫だろってなんだよ。若干の疑問形かよ」
社長「これがもやいだから。分かった?」
私「は、はい。。」
心の声「分かるわけねーだろ」
社長「自分で引っ張って確認してみて」
本気の本気で引っ張り、確認する私。
心の声「大丈夫。大丈夫だよな。。いや、大丈夫であってくれ!」
私「大丈夫です。はい。。」
社長「セッティングは確認が大事だから。いいな?」
私「はい」
心の声「あんたが超適当な感じだから、そりゃ言われなくても確認するわ!」
続いてブランコのセットに移る社長。レスキューエイトをセットしようとする。
社長「次はブランコ台をセットするから。見てて」
私「はい」
社長「こうロープを持ってきて、こうやって通して、ここに引っ掛ける。いいな?」
私「はい」
今度は1回でセット出来た社長。
社長「これ普通に乗ったら落ちてっちゃうから。いま落ちないようにロックするな。ロックしてないと危ないぞ」
私「お願いします!」
心の声「ロックできるんだ。それなら安心だ。ブランコに乗り込むときが1番危ないって聞いたし」
レスキューエイトをロックしようとする社長。
社長「えーと、どうやったかな?こうか?」
社長「あれ?できないぞ?こうだったかな?」
試行錯誤する社長。
社長「出来ないな。まあいいか。乗って」
私「え、は、はい」
心の声「出来ないんかい!ロックしてないと落ちるから危ないって、さっき自分で言ってたじゃん!」
社長「はい、乗って」
超ビビりながら乗る自分。
なんとか乗り込み完了。
言われた通り足にロープを巻きつけ、ゆっくりと降りる。
無事着陸。
で、そんな感じで2回目を降りる。
なんとか無事着陸。
それを見た社長。
社長「もう大丈夫だな。じゃあ、あっちからやってきて」
私「え?ひとりでですか?」
社長「うん」
心の声「マジかよ!!大丈夫なわけねぇー!」
先輩にセッティングの確認をとりながら、5、6本ひとりで降りる。
終了。
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はい。私のロープデビューは、こんな感じでした。かなり適当ですねwww
いや、生きてて良かった(笑)
後日、社長が適当すぎたことを先輩に言ったんです。そしたら
「適当もなにも、あの人、人生で10回もロープ降りたことないよ」
て言われましたwww
いや、ほんとに生きてて良かった。