スピードスターキレート様へ
スピードスターキレート様
申し訳ございませんでした。
あなた様と初めて会ったのは2ヶ月前。
「俺、カッパキ残しても目立たないから」
というセンセーショナルな自己紹介をされたのを、昨日のことのように覚えています。
そんなキレート様の自己紹介を潰すような発言をした私を、どうかお許しください。
「全然普通に残るしwww」
あの私の発言は、嘘ではありません。
心からそう思ったのは確かです。
事実、普通に残っておりました。
ただ、その1点だけで、その後あなた様を車の奥底に閉じ込めたこと。深く反省しております。
あなた様への配慮のなさから、容器を割ってしまったこともありました。
申し訳ございません。
私はあなた様について、何も分かっておりませんでした。
ただ紫なだけの、斜に構えてる野郎だと思ってました。
まさかあなた様が、こんなにも塩にお強い方だとは、心にも思っていませんでした。
いつも手こずっている海辺の現場。
「キツイ」なんて言いながらも、ずっとキュキュットを登板させていました。
キレート様はベンチメンバーにも入れてませんでした。
案の定、いつも作業効率は悪いまま。
しかしそんなある日、ファームからの強い登板要請を聞き、ダメ元であなた様をマウンドへ上げました。
私の期待値は2%ほど。。
しかし、そこでのあの獅子奮迅のご活躍、私は決して忘れることはないでしょう。
いつも手こずっているガラスを、バッタバッタと切り倒して行くあなたは、まるで鬼神のようでした。
今日までの無礼を深く反省するとともに、あなた様の真の能力に、ただただ驚愕いたしました。
今日までの数々の無礼をお許しください。
スピードスターキレート様
大変申し訳ございませんでした!