ホーリーの窓拭き日記

窓拭き会社社長による、窓拭きブログです。

寛容


『ほとんど窓拭き関係ないんだけど、これだけは今言いたいって話』



最近くだらないニュースが多いです。


以前あった、バイトのTwitterがきっかけで、店が閉店したっていうニュースも一緒ですね。

実にくだらないっていうか、クソです。


ちなみに、このバイトのTwitter事件。実際にバカなTweetをしたバイトのクソ度合いを10とすると。バッシングした奴等のクソ度合いは100。閉店を決めた経営陣のクソ度合いは300です。

どーでもいいことを炎上させて、何が楽しいんですかね?暇なだけでしょう。

しかもそれに屈するっていうね。

(そういえば食品偽装なんていう、更にくだらないこともあったな。。)


☆☆☆


炎上っていう意味では最近の窓拭きも同じです。

一昔前なら、どーでもよかった些細なクレームが、今では大火事になります。


ウチの会社で最近あったケースを紹介します。

作業範囲外のテナントに、勝手に入った作業員が、そのビルを出入り禁止になりました。

その翌日に入る予定だったのを、間違えて前日に入っちゃっただけなんですけどね。

細かく言えば、セキュリティのカードがどうのこうのと、あるんです。

でもひとつ言いたいのは、間違って入った作業員も、一言断って入ってるんです。手前の人の了承を得て。

しかも、クレームの連絡が来たのはそれから5〜6時間後。

これ、出入り禁止になるような事ですかね?

どう考えても過剰でしょう。


思うに、ですよ。

テナントさん「明日の予定が今日来てましたよ。(うっかりですね〜)」

ビル管理「す、すみません!(これは大変だぁ。。)」

こんな感じの温度差があると思うんです。

受け手側がビビりすぎっていう。

誰の得にもならない対応をして、その先に何があるんでしょうね?

アホすぎるわ。


実際に問題を起こした会社の社長が、こんなことを言うのはオカシイですよ。

間違ってますよ。

深く反省しなきゃいけないですよ。


でも言わずにはいられません。

だってオカシイから。


☆☆☆


この情報化社会。どんどん色んなことが可視化されていきます。

今まで見えなかったことが見えるようになるし、分からなかったことが分かるようになります。

最近は、個々人が発信できるツールが山のようにあるので、この流れは一気に加速していくでしょう。


そこで私達がするべきことは、他人に対して「寛容になること」なんです。

他人を許すことなんです。

そうでないと、世の中がドンドン息苦しくなっていきます。

可視化のスピードに合わせるように、息苦しくなるでしょう。

そんな社会、そんな世の中、誰か楽しいですか?誰か幸せになりますか?

他人を認める。他人を許す。他人に優しくする。

これが出来ない限り、私達の未来に希望は無いでしょう。

今は真逆を行ってます。この逆走を早く止めるべきなんです。


☆☆☆


「寛容になる」のは、他人に対してだけではありません。自分に対してもです。

これからの高齢化社会、自分に寛容になれない人の末路は孤独死です。

「人に迷惑かけちゃいけない!」とか、強く思いすぎなんです。

生きてるだけで、少なからず人には迷惑を掛けます。

迷惑掛けたっていいじゃないですか。

「人に迷惑をかける自分」を許しましょうよ。

そうやって皆で寄り添って生きていかないと、これからの社会はやっていけないと思います。


他人に対してはもちろん、自分に対しても寛容になりましょう。