「一生現場で窓拭きしていたい」
なんていう、日本で10人もいないだろう、奇特な人に向けた話。
以前紹介したKさんが、最近74歳になりました。
ビックリすることに、今なおバリバリの現役です。
毎日ロープ降りてます。
リーゼント(白髪)が崩れるのでノーヘル。
俺のロープは太いから(22mmくらい)なんていう、意味不明な理由でライフラインは無し。完全な1本野郎です。
そこにトドメのサングラス。
見た目は完全にヤ○ザなKさん。いや、ヤ○ザも引く存在感のあるKさん。メッチャ元気です。
Kさんを見てると、窓拭きも相当な年齢まで出来ることが分かります。
ただし、これにはひとつ条件がありますね。
それは
自分の仕事(現場)を持ってることです。
「会社に勤めてたら、こんな歳までやらせてくれない」
なんてKさんも言う通り、会社にいたらこの年齢まで出来ないです。
仮に74歳のバイトなんていたら引くでしょう。ドン引きですよ。いや、60歳でも引くな。。
自分の現場を持っているからこそ、自分のペースで仕事が出来るわけです。
もちろんKさんも、若い頃と同じ仕事量はしていません。
昔は1日2件回っていたところを、今は1件で抑えてたりします。
それが可能なのは、やはり自分で独立してやっているからでしょう。
会社の人間が「最近シンドくなってきたんで、1日1件に減らしてください」なんて言ったら、即クビですよね(笑)
窓拭きの仕事っていうか、作業そのものを長く続けるには、独立が必須でしょう。
☆☆☆
最近ではKさんが何歳まで窓拭きするのかに、注目が集まってます。(実際に注目してるのは10人くらいw)
会社の実質的な運営は息子に託したKさん。
仕事が好き過ぎて辞めれないと言うKさん。
俺が辞めたら、いつも行くビルの女の子が悲しむと言うKさん。
エレベーターで乗り合わせた女の子には、必ず声をかけるKさん。
日常清掃のおばちゃんに、「俺の愛人にならねぇか?」と突然声をかけたKさん。
息子の名前をど忘れし、僕に「あいつの名前なんだっけ?」と聞いてきたKさん。
飲食店で、たまたま意気投合した相手に、「あんたハゲてるのに、いい人だね!」と言ったKさん。(本人は褒め言葉のつもり)
超オシャレで既製服、いわゆる吊るしは買わないKさん。
半世紀に渡るリーゼントのため、ほとんどセットに時間のかからないKさん。(むしろリーゼントにしかならない)
内側を一切やらず、ひたすらOLをナンパしてるKさん。(10年の付き合いで、ちゃんとやってるとこ1度も見てない)
社長室で完全にくつろぐKさん。(最近どう?なんて調子で、メッチャ長居する)
そんなあなたが素敵です。おそらく今後破られないだろう記録を、どんどん伸ばしていってください!
☆☆☆
途中から完全に話が逸れました(笑)
長く続けるには、破天荒なキャラクターであることも、ひとつの条件なのかもしれませんね。(ストレス溜めないって意味で)
ではまた。