「とある窓拭き野郎が生きる意味」ってタイトルの小説を出版しました。
Kindleで本を出版しました。「とある窓拭き野郎が生きる意味」ってタイトルの窓拭き小説ですね。
これは缶コーヒーよりも安い100円です。
文字数も6000文字くらいでサクッと読めるので、暇な時間に買って読んでいただけると幸いです。
(紙の本に直すと15ページらしいです)
Kindleを買ったことがないって人に向けて、記事の最後にKindleアプリのダウンロード方法を書いておきました。
Kindleアプリ、無料なんでマジいいですよ。持ってない人は、この機会にダウンロードされることをおすすめします。
☆☆☆
えー、なんでこの本を出版することになったかというと、それは勝負をすることになったからです。
知り合いのゆーじみやもととWinston氏と出版勝負をすることになったので、この本を書きました。
んで、何を書こうか最初は迷ったんですよ。もちろん自分が書く以上は窓拭きのことなんですけど、そのテーマに悩みました。
窓拭きをテーマにした小説は今日まで2本書きましたからね。「とある野郎のハードボイルドな1日」と「とある野郎の憂鬱」の2本を。
とある窓拭き野郎のハードボイルドな1日 - ホーリーの窓拭き日記
んで、今回は何を書こうかと思ったんですけど、テーマは「ガラス屋として生きる意味」にしました。
ガラス屋、窓拭きのプロとして生きる意味ってなんだろう?って、最近考えることがあるんですよ。
まあそれって人生そのものの意味に繋がるんで、本質的には考える事自体ナンセンスだと思うんですが、ちょいちょい頭をよぎるんですよね。
僕は、窓を拭くっていう行為そのものには、付加価値なんてないと思うんです。
誰がやってもまた汚れるものだし、綺麗の度合いっていうのも、素人目線では大差ないしょう。
だから価格競争にも巻き込まれるし、業界全体の売上規模は縮小の一途を辿ってるんだと思ってます。
でも窓拭きに夢中になる人って多いじゃないですか。てかガラス屋なんて人種は、好きでやってる人の比率が高いでしょう。
だから思うんですよね。自分も夢中になった窓拭き、そのプロとして生きる意味ってなんだろうと。
あ、最初に断っておきますけど、この小説にその答えは書いてませんよ。
自分が悶々としてることを、そのまま書いただけなんで、明確な答えは用意されていません。
ただただ、最近自分が思ってることを文章に書き起こしてみました。
えー、ここで冒頭の触りだけ、紹介してみましょう。以下、実際の小説からの引用です。
元請けのオッサンが来たのは、午後の作業が始まって少したった頃だった。
俺たちが「アンゼンサギョウ」ってやつをやってるのかどうか、ご丁寧にも確認しに来たのだ。
実際にロープの一本も降りたことないだろうオッサン2人が、俺たちの作業風景を見て、あーだこーだと言い始める。
「朝のミーティングはちゃんと行ったのか?」
「安全チェック表は記入されてるか?」
「このロープのセッティングは正しくないんじゃないか?」
全く、人はここまで能書きを垂れることが出来るのかと感心するレベルだぜ。
俺は仕事で窓拭きをしている。ゴンドラやロープを使って、高所のガラスを清掃するあれだ。たまにメディアで取り上げられる仕事のせいか、世間の認知度は高い。
んでこの窓拭きなんだが、最近になって事故が多いらしい。それもあって、下請けの俺たちが、ちゃんと仕事をしてるのか見に来たってわけだ。
しかしまあほんと、ご苦労なこったぜ。
人生で一度も打席に立ったことのないバッターに野球を教わる少年はいないだろう?
それと同じで、やつらの話は、ほとんど聞く価値がない。
何でもそうだが、すでにある物事をより安全に行おうと思ったら、手間がかかるのは当然だろう。
ただ奴らの話は、ザ・机上の空論。あれもこれもと手間を加えようとするんだが、肝心のお金の話にはならないんだよな。
「脚立に登って作業をするときは押さえる人間を付けろ」
おお。言ってることは分かる。脚立を誰かが押さえたところで、安全度がどこまで高まるのかは疑問だが、そうやって、より安全を求める気持ちは分からんでもない。
ただ、それにはより多くの人間が必要になるんだよな。つまりお金さ。お金。
バブルの頃はさておきとして、今どきの窓拭きってやつは、不景気の煽りを受け、必要最小限の人員で作業をすることがほとんどだ。
そんなカツカツの現場で、今よりも手間を加えるのは不可能。もしもそれをやったとしても、今度はその日の作業が終わらなくなっちまう。
そんな「当たり前」のことが、このお猿さんたちには分からないんだよな。
世の中にはサービスを無料だと思ってる馬鹿が多いが、それと同じように、安全も無料だと思ってる馬鹿がいるらしい。
全く、ほんと嫌になるぜ。猿の相手は。
ふてくされる俺の横で、加藤さんが耳打ちをしてくる。
「やべぇ。風速を記入するの忘れてたわ。今サクッと測って、バレないように用紙に記入しといてくれるか?」
そう言われた俺は、ビルの影に回り込み、そっと風速計アプリを開く。
風速は2メーター。これをそのまま安全チェック表に書き加えればいいんだが、書いてる最中に見つかると面倒なことになると思ったんで、とりあえず画面をスクショすることにした。
こうしておけば、最悪未記入がバレたときでも、記録は残してあったって言い訳になるだろう。
オッサンはスマホだのアプリだのに弱い。そいや前に来たときも、こんなことしてたよな。
うん。なんかこれあれですね。調子こいて3割くらい載せちゃったかもしれませんw
まあ始まりはこんな感じです。
☆☆☆
ガラスっていうか、ロープ作業そのものがハイリスク・ローリターンじゃないですか。
最近はロープアクセスに移行する人も増えてて、窓拭きするよりは単価のいい仕事を請けてるかもしれませんが、それでもリスクに見合うリターンをもらってる人はいないと思います。
んで、これなんでかっていうと、結局はやってる行為そのものに大した価値がないからなんですよね。
ここでいう「行為」っていうのは、実際に手元で行ってることを指します。
みんな主にメンテナンスだと思うんですよ。それは清掃であったり塗装であったり、点検であったりと。
こういうメンテナンス行為そのものの付加価値が低いから、結局はローリターンに繋がるんじゃないかなって思います。
足場を組まなきゃいけないところを、ロープでアプローチすることによって、コストを抑えられる。
これはこれで素晴らしいことなんですけど、その際に相手にするのは「より安いを求める客」じゃないですか。
このへんも最終的なリターンに繋がらない原因だと思うんですよね。
なんの仕事でもいいんですが、単価を上げようと思ったら、その行為による影響力を高めないといけないと思います。
んで、メンテナンスってジャンルは、その影響力を持つことが非常に難しい。
同じようにロープをするのなら、いっそのことパフォーマンスに振り切っちゃうのもありだと思うんですよ。スカイツリーでやってるWIPE UPみたいな。
スカイツリーの新エンタメ「WIPE UP!」を体験 | ニュースウォーカー
こっちの方が多くの人に喜んでもらえますよね。人に与える影響が、こっちの方が大きいでしょう。
えー、なんか話が逸れそうだし、めっちゃ長くなりそうなんで、この辺で終わりにしておきましょう。小説を紹介するつもりが、何かあらぬ方向に進んでる気がしますしw
とにかく、小説を出しました。とある窓拭き野郎が生きる意味ってタイトルの。
100円なんで、よろしければサクッと買って読んでみてください。
P.S.
ここから、Kindleアプリを持ってない人に向けて、そのダウンロード方法を書いておきます。
Kindleっていうのは、Amazonがやってる電子書籍サービスのことですね。
たまに端末のことだと思ってる方がいらっしゃるんですが、あれはあくまでもKindle端末であって、Kindleそのものではないですよ。
これがKindle端末ですね。これを持ってなくてもKindle(電子書籍)は読めるんで、その方法をご紹介しましょう。
最初に断っておきたいんですが、これAmazonのサービスなので、Amazonアカウントを持ってない人は、そのアカウントを作らないといけません。
すでにAmazonで買い物をしてる人は大丈夫。Kindle読めますよ。
方法は簡単。スマホでKindleを検索してください。iPhoneの場合はAppStore、Androidの場合はGoogle Playですね。
そこに「Kindle」ないし「キンドル」って入力しましょう。
するとアプリが出てきます。
僕はiPhoneユーザーなので、こんな画面が出てきますね。
ここでダウンロードをすればOK。何度も書きますけど、無料なんで安心してください。
んでダウンロードをすると、最初にAmazonアカウントを入力する画面になると思うんですよ。
Amazonにログインすることになると思います。
ログインまで出来たらOK。Kindleで本を読むことが出来ます。
AmazonでKindle書籍を買うと、そのアプリにデータが飛んでくるんですよ。
アカウントで紐付けられてるんで、勝手にやってきます。
一度これに慣れると、もう紙の本よりも良くなりますよ。いつでもどこでも読めるし、本の単価より若干安いですからね。
とりあえず「とある窓拭き野郎が生きる意味」を買って読んでみましょうw
ビルメンネットにクチコミ(レビュー)機能を追加しました
ビルメンネットにクチコミ(レビュー)機能を追加してみました。
えー、まあこんなやつですね。これを追加したんです。
ザ・クチコミ、ザ・レビューのそれですよ。
実はこの機能、前にもあったんですが、リニューアルのときに消していたんです。
なんでかと言うと、実名表示にするとみんな書き込みにくいだろうし、匿名にするとサービスが荒れる可能性があったからです。
んで、その解決策を思いついたので、今回追加してみました。
☆☆☆
これは書き込む項目が2つあるんですよ。星評価とコメントっていう。
上記の画像を見てもらえれば分かると思いますが、あれが両方とも出ている状態になります。
んで誰が書いたまで分かってますね。株式会社ホーリーランスさんが書いたと。
全部がこうなると非常に書き込みにくいので、星評価だけしたときは、名前を表示しないようにしました。
プロフィールページの「いいね!」の下に書き込むボタンがあるんですけど、そこを押すとこんな画面になります。
ここで評価だけ選択して、コメントを書かないと、こんな風に表示されるんですよ。
うん。星だけが表示されて、どこの誰が書いたのか分かりません。
いざ自分で書き込むときに、全部実名表示だと嫌だったので、この仕様にした次第です。
高評価を付けるときは良くても、低評価を付けるとき、自分の名前が分かると気まずいですもんねw
まあこんな感じでクチコミ機能を作りました。ビルメンネットを通じてマッチングすることがありましたら、是非クチコミ登録までしていただけると幸いです。
P.S.
クチコミは修正することも出来ます。そのときの自分が、おすぎモードっていうか、ピーコモードに入ってて、ついつい辛口評価をしてしまうときってあるじゃないですか。
そんなときは修正出来るようにしてありますので、安心してください。
またクチコミを書いたことは相手先にメールでお知らせされません。
こっそり書くことが出来ますので、積極的に使っていただけると幸いです。
ここ数ヶ月で4人。昨今の窓拭き死亡事故について思うことを書いてみた
これを書いてる今日っていうか昨日ですね。銀座で窓拭きの死亡事故がありました。
銀座のビル窓清掃 男性転落死 | 2017/3/13(月) 15:22 - Yahoo!ニュース
僕が知る限り、こないだの年末年始から今日までで4人が窓拭きの最中に亡くなっています。大阪で2人。東京で2人。
ロープ作業が法令化されてから、半年くらいしかたってないのに、もう4人が亡くなってるんですよ。
まあ事故のこと細かな詳細は知らないんで、全員がロープ作業中に事故だったのかも知らないし、全員がロープの免許を持っていたのかも知らないですけどね。
(全員がロープはないと思います。確か違う。でも2人はロープのはず)
ただ、これだけ安全対策のことが言われてる昨今において、数ヶ月で4人が亡くなったっていうのは、紛れもない事実です。
そしてこれも事実。
今の安全対策に意味がないっていうこと
安全対策っていうか安全教育ですね。それに意味がないと思います。なぜなら死亡事故の件数が減ってないから。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000104440.pdf
上記のリンクっていうかPDFは、厚生労働省が出しているものなんですが、全く減ってないですよね。いいとこ横ばい。てか昔に比べると増えてる気がします。
☆☆☆
ビルの窓拭きをしている業者っていうのは、だいたいどこか大手のビルメンテナンス会社、ビル管理会社の下請けとして仕事をしているわけですが、ちょっと前から安全について厳しく言われるようになりました。
僕の実感としては5〜6年前くらいからですね。年に1回くらい、下請けのガラス屋(窓拭き業者)を呼んで、安全講習をやるわけですよ。 そういう元請けさんが。
(みんな元請けは何社もあるので、結果的に年に数回の講習を受けたりすることになります)
そういう風に講習の場が増えたり、安全について言われることが増えたにも関わらず、事故の数字が変わらないっていうのは、いまやってることに意味がないっていうことでしょう。数字に現れないことは無意味。
ただ、実際に事故を起こした人間が、安全講習で言われた作業手順でやってたかって言われると、それは違うと思います。元請けが言うことを全て守って作業していたわけではない。
だから元請けサイド、安全講習会を開催する側からすれば、「なんでうちが言うことを守ってくれないんだ。その通りにやってれば防げた事故なのに」って言いたくもなるでしょう。
でもこれも違うんですよ。間違ってるんです。
今の安全講習はガラス屋の利益にならない
だからみんな守らないんですよね。
だいたい安全講習で言われることを守って作業すると、作業効率は大幅に下がります。
例えば「脚立で作業を行うときは2人で作業するようにして、1人は脚立を抑えましょう」なんていう安全対策があったとしましょう。まあこれ実際にあるんですけどね。会社によっては。
これを実際にやったら、作業効率は半分になるわけですよ。2人がそれぞれ脚立に登って作業する場合と比べたら、1人しか登れないんで半分になります。
んで、こういう作業効率が低下する安全対策を押し付けながら、現場の金額、作業単価はビタイチ上がらない、上げないわけです。だから誰も守らない。損するだけの安全対策なんて、誰もやるわけがないっていうことです。
これで元請け側が単価を上げるのならば、それは理にかなってる安全対策ですよ。上記の脚立の例で言えば、その箇所の単価を2倍にするのなら。でもそうでない以上、おかしいとしか言うことはありません。
(根本的に事故率もそんな下がらないんですよ。元請けが考えるような対策では)
みんな分かってるんですよね。安全講習をやって利益になるのは元請けだけだって。自分たちの保身のためにこれをやってるんだって。
何か事故があったときの、元請けとしての責任軽減のために開催してるわけですよ。本気でガラス屋のことを考えてるわけではありません。
だから安全対策を行うのなら、ガラス屋の利益にならないと、根本的に意味がないわけです。誰も率先してやろうとしないから。
まあせいぜい元請けの人が現場に来たときくらいでしょうね。みんな慌ててやってますよ。
☆☆☆
「これやると作業が安全になるばかりか、作業効率まで上がっちゃうな」なんて安全対策があったら最高でしょう。しかもお金もかからないような。
でも実際にそういうことはあんまりないわけです。だから僕は、今の安全教育は非効率だと思っています。
そもそも窓拭きの作業っていうのは、車の運転と同じようなもので、個々の注意力や判断力への依存が大きいんですよ。それで車の事故が減らないように、窓拭きの事故も減らないんですよね。
じゃあどうすればいいのか。まあ将来的にはロボットがやるのが正解ですよ。
こんな2017年の日本において、数ヶ月で4人も死ぬような仕事、人間がやるべきではありません。ロボット化するのが正解であって、それが健全な社会成長だと感じます。
でもロボットがない今現在、みんなどうすればいいのかっていうと、まあ特効薬はないですよ。事故をなくす魔法の対策はありません。
しいて言えば、みんな「やらない勇気」を持つことですかね。無理しない勇気、あえてやらない安心感を元請けさんにアピールしましょう。うちの会社はこの方針を採用しています。
☆☆☆
さて、ここからが本題っていうか、一番言いたいことを書いてみようと思います。
本当は最初に書きたかったんですが、前置きが超長くなってしまいました。
これだけ死亡事故が起きてる昨今、僕は腹が立ってしょうがないんです。もうイライラが止まらない。
何に対してかって言うとあれ。
誰もロボットを作ろうとしないこと
なんでビルメン業界でロボットを作ろうっていう動きにならないんですかね?それが不思議でしょうがないっていうか、腹立ってしょうがないですよ。そういう声がどこからも聞こえてこないことに。
安全安全言うのなら、もう人じゃなくてロボットだってことは明白なわけです。
その辺の講習会でドヤ顔してるオッサンとか、会社で言わないんですかね。「安全を本気で考えるのなら、もうロボットしかないですよ!!これ自分たちで作りましょう!!」って。
僕からすれば、みんな安全連呼してるわりに本気じゃないんだなと思っています。
技術がない、知識がない、お金がない。まあ作れない理由なんていっぱいありますよ。だから誰もやらないのは分かります。
でもじゃあ上の3つ、技術知識お金があったら今すぐに取り組んでるんでしょうか。条件さえ整ってればやってるんでしょうか。
てか今日までの人生、そうやって整った状況下でのみ、歩を進めて来たんでしょうか。そういう人たちは。
好きな子と食事しに行ったときも、相手のモーションがあったときのみホテルに誘うっていう、フニャチン行為を繰り返してきたんでしょうか。
1〜数回目のデートでホテルに誘うっていう男らしさを見せつけてこなかったんでしょうか。
そうやってチャレンジをしない人生を歩んで来た結果、最高の「今」を手に入れてるんだとは思うんですが、僕は立ち上がれと言いたいんですよ。
こういう誰の目にも明らかな未来、窓拭きのロボット化を、その業界にいる人が率先して取り組まないのはおかしいですよ。
その仕事をしてる人だからこそ、作るべき理由があるわけじゃないですか。「もうこれ以上、仲間の死亡事故を見たくない」っていう。
どこかのIT企業やら研究者に任せて、自分たちは何もしないなんて、カッコ悪くて仕方ない。
早く立ち上がれよ
俺以外の誰か。
P.S.
よく一般の人から、「窓拭きの死亡事故のニュース見たけど、なんで命綱付けてなかったの?」って言われることがあるんですよ。でも、窓拭きの仕事っていうのは、そういう状況が多々あるんです。建物自体、窓拭きを考えて作られてるわけでないんで、どこでも安全を確保出来るわけではないんですよね。
例えばこの動画、これ露骨に自分なんですけど、これはビルの8階です。そこで窓の外に身を乗り出して作業しています。
これバランス崩しただけで落ちて死ぬ状況なんですが、命綱を付けるところなんてありません。こういう場所があるんですよ。ビルによっては沢山。
上からロープやゴンドラでアプローチ出来たら、もっと安全だし、下から高所作業車とかでアプローチ出来ればそれに越したことはないんですが、ここはそういう作りになってません。でも窓はある。
P.S.2
ロボット化の話を同業者としててビックリすることがあるんですけど、みんなWINDOROの存在を知らないんですよね。これ窓用のルンバで、ドイツで作られたやつなんですけど。
まだ全然業務用には使えないですけど、3年くらい前には、もうあるわけです。
なんでも最初は実践で使えるようなものではないですよ。それは今ある道具の全てがそうだったように。
でもこういうのはすでにあるって事実を、みんなに知ってもらいたいです。
このブログでもWINDOROの紹介は前にしてて、人によっては買って持ってますよ。Amazonで売ってるから。
窓拭きロボット WINDORO ウィンドロ【WCR-I001】
- 出版社/メーカー: ボタンを押すだけで自動でガラス窓を掃除してくれるお掃除窓拭きロボット WINDORO ウィンドロ 【WCR-I001】
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
家の窓拭きに悩んでて、このブログに辿り着いた。んでそこでWINDOROの存在知って、今はWINDORO使ってる。なんて方いますもん。前にそういう連絡をいただいたことがあります。
本来であればプロがやるような難しいアプローチのところをロボットに代用してもらうって、僕は素晴らしいことだと思います。
お金もかからないし、人が死ぬこともないから。
ビルメンネットの全面リニューアルを行いました
最近はプログラミング日記ばかり書いてて、こっちの窓拭き日記は全然書いてなかったんですが、ビルメンネットの全面リニューアルをしたので、久しぶりの更新です。
えー、はい。そんなわけで全面リニューアルしてみました。ビルメンネット。
今回のリニューアルにともなう変更点は沢山あるんですが、最大の変更点は「プロフィールを全て記入してないユーザーは、案件の登録や連絡が出来なくなった」ってことです。
やっぱマッチングする際に、相手の情報が不透明だと怖いじゃないですか。
自分でビルメンネットを使うこともあるんですけど、やっぱあるんですよ。「お前誰やねん」てときが。
なので、そんなことがないように変更をした次第です。
こんな感じですね。案件や空き情報を登録する際には、プロフィールを全て記入してください。
連絡するときも同様です。プロフィールを記入しましょう。
(これテストしてるときの画面なんですが、空き情報の内容が適当すぎるな。。)
ちなみに、プロフィールを全部記入してるユーザーは、名前の横に公認マークみたいなのが出ます。
青いそれがそうですね。露骨にツイッターのパクリなんですが、これクールでしょう。
クールなユーザーになるためにも、プロフィールは書いてくださいねw
☆☆☆
やっぱ今日までは、とにかく会員数を増やしたかったんで、こういう縛りを設けてなかったんですよ。誰でも簡単に登録出来て、簡単に案件を上げれるようにしてました。
でも今は会員さんに安心してマッチングしてもらいたい気持ちが一番なので、こういう仕様に変更しました。
これは相手を保証するものではないんですけど、「お前誰やねん」てことはなくなります。
マッチングするときの不透明感をなくしたって感じですね。
☆☆☆
はい。最大の変更点は上記のそれで、次はスマホからめっちゃ見やすくなったってことです。
これ実際に見ていただきたいんですけど、かなり見やすいし、触りやすいですよ。現場からもスマホでサクサクっと案件を上げれるはずです。
他にも案件の閲覧数、何回見られてるのかが分かるようになったり、細かい変更は沢山あります。
まあ基本的な機能は前と同じなので、変わらない感じで使えるはずです。
そんなわけで、ビルメンネットの全面リニューアルをしてみました。
僕がビルメンネットを運営する理由は前から変わりません。清掃業界をもっとオープンにしたいってことだけです。
業界は狭いって声を聞きますけど、僕はそう思ってません。あくまでも局地的に横繋がりの輪が出来てるだけで、業界全体は閉鎖的でコミュニティの形成が不十分だと感じでています。
だからインターネットを使って、全部の会社を繋げたいし、案件(仕事)の共有まで出来たら、最高に面白いと思うんですよね。
清掃業界はオープンになった方が面白いですよ。絶対。そういう想いでビルメンネットをやっています。
リニューアルにともなう疑問や質問があれば、下記のLINEに連絡ください。
要望も大歓迎です。こういう機能を付けてほしいとかの。
気軽に何でもメッセージいただけると幸いです。
ビルメンネットが便利なサービスになるように、どんどん改良を進めますので、これからもよろしくお願いいたします。
清掃系マッチングサービス「ビルメンネット」をローンチしました
【追記】2016.2.6
公開から2ヶ月ちょい、おかげさまで会員数が100社を超えました。
登録してくださった方々には感謝しかありません。ありがとうございます。
☆☆☆
清掃会社限定のマッチングサービス「ビルメンネット」をローンチ(公開)しました。
簡単に説明しますと、このビルメンネットは清掃会社限定のマッチングサービスです。
インターネットを使って、新規取引先の開拓や、仕事の受発注が行えるって仕組みになっています。
多分、実際のサイトを見ていただければ、その辺はすぐに分かるかと思います。そんなに難しいことはありません。
そもそもこのサービスを作ろうと思ったのは、清掃系のBtoBのサービスがないと思ったからです。
BtoC、ようは一般顧客と会社を繋げるサービスはあるんですよ。「くらしのマーケット」みたいな。
でも清掃会社の本当のニーズはBtoBにあると思うんですよね。これは実際に自分も経営してるから、特に思います。
売上の9割以上が「清掃会社」か「ビル管理会社」からですもん。おそらくよそも基本的に同じでしょう。BtoBがメインです。
だから、BtoB、清掃会社同士を繋ぐサービスがあればいいなと思って、このビルメンネットを作りました。
(ちなみにこれ完全無料なんで、登録だけでもしていただけると嬉しいです)
えー、このサービスを通してなにをしたいのかと言われれば、あれなんですよ。
清掃業界をオープンにしたいんです
清掃の仕事をしている人たちはみんな、「業界は狭い」って言いますけど、僕はそうは思っていません。それはあくまでも局地的なもので、実際にはかなり広いものだと思います。
なので、清掃会社同士を繋げることは難しいことだったんですが、インターネットが完全に社会のインフラになった今だからこそ、それが可能になったと感じました。
とにかく僕は、インターネットを使って清掃会社全てをダイレクトに繋ぎたいんです。それがやりたい。
それで、このダイレクトに繋ぐシステムこそが、ビルメンネットなんです。そういうものを作りました。
他社のことが「見える」ようになり、案件が即座に共有される、そういう業界の未来を僕は見ています。そうなってほしい。
そしたら絶対面白いし楽しい。必ずなにかが変わると思います。
ドリカムよろしく、そんなこと考えてますんで、登録だけでもしていただけると嬉しいです。
清掃業界をもっとオープンにしたいです
久しぶりの更新ていうか、お知らせです。
普通の日記に書いたんですが、今「ビルメンネット」っていう清掃系マッチングサービスを立ち上げています。
清掃業界をもっとオープンにしたいです - ホーリーの普通の日記
ちょっと前からなんですが、「清掃業界をもっとオープンにしたい」って思うようになりました。
もっと会社同士の繋がりが活発になって、出回ってる案件もみんなで共有できるようになれば便利じゃないかと。んで、なにより面白いだろうと思ってます。
そういうのを実現させたくて、ビルメンネットっていうサービスを作ろうと思いました。
詳しくは上記の記事に書きましたので、よろしければ読んでみてください。
第一部完
もう窓拭き日記書かないの?
みたいなことをよく言われるんで、久しぶりに更新してみました。
まあ窓拭きに関して言えば、書きたいことは尽きないんですけども、一旦の終わりっていうかあれですよ。
第一部完です
今は「ホーリーの普通の日記」ってブログを書いてるんで、よかったらこっちを見てください。一応毎日更新しています。
まあ、ブログの複数運営が面倒くさいっていうのが、一番の理由ですかね。これ、何かと大変ですから。
あとは、ある程度の書ききった感があるので、どうも筆が進まないです。もう業界に対する遺書ってくらい書きましたしw
業界に対する情熱が冷めたわけではありません。てかその辺のガラス屋の10倍はありますよ。これマジで。
最近は清掃×ITみたいな新事業も考えてますので、これも普通の日記の方で発表していきたいと思います。9〜10月くらいには立ち上がる予定です。
(今読んでみたら、スーパーザックリ書いてるな。書いた意味ないくらいに)
えー、近況はこんな感じです。
それでは、普通の日記でお会いしましょう。