ホーリーの窓拭き日記

窓拭き会社社長による、窓拭きブログです。

焦り

最近人生の有限感が半端ないです。

 

当たり前のことですが、人は必ず死にます。未来のことは分からないけど、今日までは100%死んでます。それゆえに人生は有限なんですよね。無限ではない。

で、この有限の部分について、どうも自分の想像より遥かに時間は無いんじゃないかと感じてきたんですよ。自分が思ってる何倍も人生は早いと。

 

なんでこう感じるようになってきたのかは、中学生の頃やりこんでたゲームが関係しています。

俺の屍を越えてゆけってゲームをご存知でしょうか?通称「俺屍」。

知らない方のために簡単に説明しますと、このゲームは主人公がすぐ死ぬゲームなんです。行動は1ヶ月に1回。で、平均すると2歳くらいで死にます。つまり人生のターンは約24ターンしかないんです。24回行動したらお終いと、そういうゲームなんです。

主人公が死んで誰もいなくなったら、さすがにゲームオーバーになりますので、死ぬ前に神様と交配して子孫を残します。親の死後はその子が主人公になって物語を進めていくというわけです。これを繰り返しながらクリアを目指します。

ゲームのシステム的に、子供が生まれるときっていうのは、自分の能力がピークのときなんですよ。その後は段々と能力が低下していき、半年くらいで死にます。だからあれかな、1歳半くらいで子供を授かることになりますね。

このゲームをやりこんでた私は、「子供が生まれた時が自分のピーク。子守りが終わったら死ぬ」なんてイメージを持ちました。

で、今の自分のことを思ってみると、息子が3歳、娘が1歳、、、

 

ヤベェ、俺の時間なんて残り僅かじゃねーかwww

 

なんて思ってしまったわけです。少なくとも能力的なピークは終わると。

 

有限感を持って、濃厚な毎日を過ごすよう心掛けるのはいいことです。ただそこに「焦り」が生まれてはいけません。焦りは思考を収縮させますからね。

ただですね、これが難しい。どうしても焦っちゃうんですよね。有限感に迫られて。

 

有限感を持ちつつ、決して焦らない。

 

これが私の最近のテーマです。

 

☆☆☆

 

前置きだけで結構な量になってしまいました。もうこれで終わってもいいんですけど、窓拭きブログなんで窓拭きのことを少し書きますw

 

窓拭きにおいても「焦り」は禁物です。特にロープや乗り出しでの焦りは死に直結しますので、決して焦ってはいけません。

焦ったら死ぬぞ!!!

こと窓拭きにおいては、このくらい思っていたほうがいいでしょう。いや、思ってください。

 

安全作業を考える上で、「いかに焦りを現場から排除するか」は重要なテーマです。

これに関しては、適切な段取りであったり、十分な人数を投入することで達成できると思っています。そのためにも、仕事はある程度の金額で受注しなければなりませんね。あとはもちろん個々の技術力も大事です。

よくありがちな失敗は、過剰な安全対策をしたために作業効率が著しく低下し、その結果焦って事故るケースです。これは本末転倒もいいところ。

 

どうすればみんなが焦らずに作業ができるのか?

これを考えることで色々と見えてくるものがありますね。窓拭きの深いテーマです。これ以上細かいことを言うのは面倒なので、あとは皆さんそれぞれが考えてくださいw

 

ではまた。