ホーリーの窓拭き日記

窓拭き会社社長による、窓拭きブログです。

原点その2

 
入った会社はガラス屋ではなく、普通の清掃会社。
 
床、ガラス、ハウスクリーニング、照明清掃。もう清掃と名がつけば何でもやる会社でした。
 
(温泉旅館のジャリ石を洗うなんてのもあったなw)
 
もちろん私が気に入ったのはガラス。入った会社にロープ現場はなかったのですが、乗り出し、完乗り、スライダー、ロングポールと、その頃からビシバシ窓拭きしていました(笑)
 
 
この会社、及び社長の出身母体である元請けの会社は、みんなが本当にいい人で、言うなれば気のいいおっちゃんばかりでした。
 
当然のように15歳のホーリー少年は可愛がられます。
 
「太郎(私の本名)、仕事はこうやるんだぞ。見とけよ」
 
「太郎、良く頑張ったな」
 
「太郎、飯食いに行こう」
 
「太郎、ウチに飯食いに来い」
 
とても暖かい人たちに囲まれ、充実した毎日を過ごします。
 
仕事をすることで他人に褒められ、優しく接してもらえた。このときの経験が、自分の社会人としての原点になっていることは間違いありません。
 
事実、私はこのときから仕事が大好きです。いや、嫌いになったことなんてないかな(笑)
 
 
仕事を教えてもらったこと、また仕事を褒めてもらったこと。これらに感謝しているのはもちろんですが、一番嬉しかったのは、ご飯をご馳走してくれたり、本当に家族ぐるみでお世話になったことです。
 
いつも誰かしらが声を掛けてくれました。
 
「どうぜロクなもん食べてないんだろ?飯連れてってやるよ」
 
「ちゃんと飯食ってるか?今夜飯食いに行こう」
 
なんて調子です。今思い返しても、暖かい人ばかりだったんだなと思います。
 
 
特に社長にはお世話になりました。
 
社長は32歳。子供は3人いたわけですが、私も実の息子のようにお世話になりました。
 
仕事が終わって、社長の家で風呂に入り、社長の家族と一緒にご飯を食べる。
 
まるで長男になったかのような感じでした。
 
事実、一番上の子とは3歳しか離れてなかったですし。
 
 
私は中学生の頃、人が嫌いでした。人を避けていました。
 
ただ、そんな自分が変わったのは、間違いなくこのとき。
 
この当時の人たちのおかげで変わりました。
 
自分の内面を変えてもらった。一番感謝しているのはここでしょう。
 
 
社長。M社長。当時はありがとうございました。あのときのご恩は一生忘れません。働く喜びを教えてくれたこと、家族同然に接してくれたこと、本当に感謝しています。
そもそもの話、ド金髪でオレンジのパンツを履いていた自分を、採用してくれてありがとうございます。おかげさまで人生が変わりましたよ(笑)
最近はご無沙汰していてすみません。ネット音痴の社長のことなので、この文章は届かないと思います。いや、達者でも届かないかなw
私も今年で30歳。あと2年であのときの社長の歳になります。
「太郎はどこに行っても、何をしてても大丈夫。上手くいくよ」
別れのとき、こう言ってくださいましたね。その言葉を励みに頑張っています。
節目の年なので、また会いに行きたいと思っています。
私にも家族が出来ました。会社もそれなりに順調です。また、今年は新しい事業にも挑戦しようと思ってます。
成長した自分を見せたいです。もう立派な大人になってますから(笑)
財布は持たずに行っていいですよね?飯奢ってください。
 
ではまた。
 
 

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