老い黄忠
かなり前、多分10年くらい前なんですけど、知り合いのY氏がこんなことを言ってたんです。
「最近かっぱけなくなってきた。ガラス屋辞めたい」
Y氏といえば私の知ってる限り最速の男。
その発言を聞いたときも、まだ全然かっぱけてたし、超速かったのは確かです。
なんでそんなことを言うのか、そのときは全く理解できませんでした。
で、月日が経った数年前。その言葉の意味が分かりました。
老いなんですよ。老い。
体力が落ちてくると、昔の自分より遅くなるんです。衰えていく自分と向き合うのって辛いんですよね。
わたくしホーリー、30手前、下手したら27歳くらいから体力の衰えを感じています。
(もしかして早い?w)
Y氏と比べたら全然低次元の話なんですけど、私もかっぱけなくなる自分が嫌です。
いちプレイヤーとして、昨日の自分より今日の自分が衰えてるって、ショックですよね。
そろそろプレイヤーは卒業して、経営に専念しなさいと神様が言ってるのでしょうか?
そのくらいプレイヤーとしての自信がなくなってきています。
この間、とある同業者の方から、「ガラス屋っていくつまで出来ますか?」って聞かれたんです。
「楽しめるのは30歳まで」
そのときは何となくこう答えたんですけど、この言葉に嘘はありません。
あくまでも私の場合ですが、プレイヤーとして楽しめるのは30までだと確信しています。
つまりですね。成長を感じているうちは楽しい。これが止まったら辛い。早熟なプレイヤーにとって、それはザックリ30歳。
こういうわけなんです。
衰えるのは辛いですな〜。
しかし、ここで素朴な疑問が。
30超えてるガラス屋って最近多いじゃないですか?てかほとんどがそうですよね。
そういった方々は、プレイヤーとして楽しいのでしょうか?
成長が止まってから長いと思いますが、モチベーションはどこにあるんでしょうか?
この辺が疑問です。誰か教えてください。